エムファタール・25周年によせて
2016.10.11
“大人の女性が楽しめる宝石箱のような空間”をつくりたい,と吉祥寺にショップをオープンした1991年。
あっという間に25年がたちました。
エムファタールという店名(会社名)は、私の幼馴染が名付け親です。
何十年もの間、私を見ていてくれて「こんなお店にしたいんだろうな~」と、何も語らなくてもわかってくれる彼女ならではの発想でした。
ファムファタール(仏語で“小悪魔のような魅惑的な女性”のこと)にミュージアムの「М」と私の名・素子<MOTOKO>の「М」をかけています。
そう、女性を虜にしてしまう魅惑的なお店、という思いをこめて・・・
名前が決まったとたんに、私がずっと好きだったモノたちが集まり始めました。
キラキラと輝くビジューやクラシックな色合いのレース、鮮やかなプリントのドレス、デコラティブなバッグに手袋・・・
ふと気づくと、おとぎ話に出てくるような鏡や椅子まで登場して、こうして宝箱のようなお部屋ができ上りました。
いらしてくださる皆様に宝物探しのようなドキドキな気分で、エムファタールでのひとときを楽しんでいただけるのが私たちの願いです。
25年という時間の中でも宝物いっぱいの空間づくりに対する思いは変わることなく、むしろずっと大きくなっています。
もっともっと新しい発見と出会いを探して冒険をする、そんな26年目の秋が始まります。
最後になりましたが、いつも温かく応援してくださるお客様、お取引先の方々、そして吉祥寺の街の皆様に心より感謝申し上げます。
2016年10月
有限会社 エムファタール
代表取締役 佐藤 素子